当記事では、アニメ『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』を視聴した感想・評価・レビューをネタバレありで紹介します。
ネタバレありとは言っても、楽しみを奪ってしまうようなネタバレは避けつつ紹介していきますので、まだ視聴したことのない方でも大丈夫です。
- アニメ『アイマス U149』が気になってるけど面白い?
- 『アイマス U149』はどんなアニメ?
- 見たことがあるけど、どんな内容だっけ?
上記に当てはまる方は、ぜひご覧ください。
作品情報
『アイマス U149』のあらすじ
ある昼下がり。夏休みを迎えたありすは、とある芸能事務所の一室にいました。そこで出会ったのは、学年も性格もてんでんばらばらの8人の少女たち。部屋の名前は『第3芸能課』。ホコリっぽい小さな部屋で、小さな(Under149cmの)女の子たちは夢見ます。
ここから、私のアイドルとしての物語が始まるのね――。 と、そこへ現れたのは王子様みたいに素敵なプロデューサー!……ではなく、プロデューサーになったばかりの小さな青年でした。やる気だけはある新人プロデューサーと、何もかもがこれからの少女たち。
お仕事ってどうしてこんなに難しいものかしらと、悩み、次の日には笑って、手と手をつないで階段を登ります。ありすたちは、いつか見た夢のステージへ行くことができるのでしょうか? 「――ねぇ、大きくなったら何になろっか!?」
原作
アニメ『アイマス U149』の原作は、バンダイナムコエンターテインメントが制作したソーシャルゲーム『アイドルマスター シンデレラガールズ』の漫画化作品です。
アニメ『アイマス U149』のここがイイ!
アニメ『アイマス U149』を視聴して面白かったと感じたポイント、見どころについて紹介します。
面白いポイント・見どころ
- キャラの個性が光るストーリー
- 子供と大人の対比
- 視聴者の意表を突く構成
- 美麗なライブシーン
キャラの個性が光るストーリー
画像引用元:アニメ『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』より
本作は2015年に放送された『アイドルマスター シンデレラガールズ』の別世界線の話で、身長149cm以下のアイドル達が主役です。
全9人の小学生アイドルが登場し、1話に1人をフォーカスしたストーリーが描かれています。
そのため、キャラクター全員にスポットライトが当たるようになっており、各アイドルの性格や魅力、個性が惜しみなく伝わってきました。
アニメ全体の演出も非常に丁寧で、キャラの魅力を引き立てています。
また、各話の主役を取り巻くドラマも濃厚なものになっていて、苦難に立たされた少女が前に進むため自分を奮い立たせる様子は、とても見応えのあるものでした。
子供と大人の対比
画像引用元:アニメ『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』より
本作は「子供」と「大人」の対比的な描写が多いです。
大人がアイドルを育てるのは、アイドル事務所がビジネスとして稼ぐため。
そんな大人の思惑とは裏腹にU149のメンバーは純粋無垢で、アイドルに向き合っていく姿が描かれています。
本作がここまで子供・大人が対比的に描写されているのは、物語の根底に「子供と大人の違い」というテーマがあるからだと感じました。
ありすは「泣かなくて、カッコよくて、仕事ができる人」を大人の基準にしていましたが、プロデューサーの涙を見たことで最終的に「子供も大人も本当は一緒」という結論に至ります。
要するに、序盤では子供と大人では明確な違いがあるよね?みたいな描写をしつつ、終盤では根本的に何も変わらないという結論を持ってきているんです。
大人だって泣くし、夢や憧れを抱くし、カッコいいところばかりではない。
大人と子供の違いについて考えさせられる素晴らしい描写だったと思います。
視聴者の意表を突く構成
画像引用元:アニメ『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』より
前述したとおり、本作は1話に1人のキャラクターにフォーカスしたストーリーが展開されるため、アニメ第9話で一巡します。
第10話ではU149メンバー全員参加の初ライブが描かれているのですが、第11話で中心人物の橘ありすのメインストーリーをもう1回持ってくるという意表を突く構成になっているんです。
特に11話の挿入曲として利用された「in fact」は、両親にアイドルデビューを打ち明けられないありすの心情を表しているようで、胸にじーんとくるものがありました。
ありすの心情を知る前と知った後では、「本当の私を誰も知らない」という歌詞の重みが全く違います。
美麗なライブシーン
画像引用元:アニメ『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』より
アイマスシリーズに欠かせないライブについても、本作は抜かりありません。
3Dを利用するシーンはありましたが、手描きの2D作画に上手く馴染ませており、高クオリティなライブシーンに仕上がっています。
カメラワークや演出面も素晴らしいので、ライブシーンを目当てにしても楽しめるはずです。
アニメ『アイマス U149』の感想まとめ
アニメ化されたアイマス作品はたくさんありますが、作品全体のクオリティはトップレベルだと思います。
正直、個人的には2015年のシンデレラガールズよりも、U149の方が作画もストーリーも好みです。
前述したように小学生アイドルたちの個性が光るストーリー構成になっていますし、各話の演出面も素晴らしい出来でした。
Cygames制作の強みを最大限活かせていたと思います。
次回アイマス作品が映像化されたら、これくらいのクオリティで作ってくれると、ファンとしては嬉しいですね。
総合評価
アニメ『アイマス U149』の総合評価は「」です。
このアニメがおすすめな人は以下のとおり!
- アイマスシリーズが好き
- 作画が綺麗なアニメを探している
- 可愛いキャラが登場するアニメを見たい
本作が気になる方はぜひ視聴してみてください。