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【感想・評価】アニメ『スパイ教室』は面白い?酷い序盤から巻き返した良作!

スパイ教室

画像引用元:アニメ『スパイ教室』より

あぽろん
あぽろん
どうもー、あぽろんです。

当記事では、アニメ『スパイ教室』を視聴した感想・評価・レビューをネタバレありで紹介します。

ネタバレありとは言っても、楽しみを奪ってしまうようなネタバレは避けつつ紹介していきますので、まだ視聴したことのない方でも大丈夫です。

  • アニメ『スパイ教室』が気になってるけど面白い?
  • 『スパイ教室』はどんなアニメ?
  • 見たことがあるけど、どんな内容だっけ?

上記に当てはまる方は、ぜひご覧ください。

「良かった点」「悪かった点」の2つ分けて感想を紹介していきます。

作品情報

『スパイ教室』のあらすじ

各国がスパイによる「影の戦争」を繰りひろげている世界。任務成功率100%だが性格に難がある凄腕のスパイ・クラウスは、死亡率9割を超える「不可能任務」に挑む機関「灯」を創設。しかし、そこに選出されたのは実戦経験のない7人の少女で…?

あぽろん
あぽろん
アニメジャンルは「SF/ファンタジー」です

原作

アニメ『スパイ教室』の原作は、竹町さんによるライトノベル作品です。

KADOKAWAで2020年から刊行されており、過去にはファンタジア大賞の大賞受賞作に選ばれたことがあります。

アニメ『スパイ教室』のここがイイ!

アニメ『スパイ教室』を視聴して面白かったと感じたポイント、見どころについて紹介します。

面白いポイント・見どころ

  • キャラが魅力的なスパイもの
  • 緩いコメディシーン
  • 後半にかけて面白くなるストーリー

キャラが魅力的なスパイもの

スパイ教室4

画像引用元:アニメ『スパイ教室』より

本作のメインキャラである8人の少女は、養成学校で落ちこぼれのレッテルを貼られたスパイたちで、主人公のクラウスによってチーム「灯」を結成します。

それぞれの少女たちが”落ちこぼれ”扱いされてきた理由は、ストーリーが進行していくにあたって深掘りされていくため、第一印象とは別の側面を見られたのが良かったですね。

”落ちこぼれ”扱いされてきた少女たちにも、一部のスキルにおいては秀でた能力を有しており、劣っているスキルは別のメンバーがカバーするというチームワークも見られました。

一部ストーリーに粗い部分が目立つものの、しっかりスパイものとして楽しめるアニメと言えるでしょう。

それは置いておくとしても、本作は登場キャラクターがとても魅力的です。

可愛いという点やキャラデザが優れているという点はもちろん、性格に一癖も二癖もあるキャラばかりなので、推しキャラがたくさんできると思います。

あぽろん
あぽろん
個人的には、リリィとティアがお気に入りですね

緩いコメディシーン

スパイ教室5

画像引用元:アニメ『スパイ教室』より

はっきり言って、個人的に本作はスパイパートよりもギャグパートの方が面白いと感じています。

本編を通して緩いコメディシーンが多いので、いい感じにシリアス要素が中和されていました。

こればかりは個人の好みが絡んでくると思いますが、純粋なスパイものとしてではなく、軽いコメディアニメとして見ていた自分がいます。

後半にかけて面白くなるストーリー

スパイ教室2

スパイ教室3

画像引用元:アニメ『スパイ教室』より

 本作は「1stシーズン」と「2ndシーズン」に分かれているのですが、2ndシーズン以降からストーリーが面白くなっていきます。

特に第14~16にかけてのエピソードは、視聴者の意表を突くような起伏のあるストーリーになっていたので見ごたえがありましたね。

マティルダ逃亡の手助けを行い、手のひらで踊らされていたと思いきや、純真なアネットがすべてを見抜いていたという完成されたエピソードだったと思います。

このクオリティを1stシーズンからできていれば、3話で切るような人もいなかったと思うんですけどね…。

あぽろん
あぽろん
純真なアネットの”闇”が垣間見える瞬間は、ゾゾっと来ました

アニメ『スパイ教室』のここがダメ!

アニメ『スパイ教室』を視聴して感じたマイナスポイントについて紹介します。

1stシーズンの展開が早すぎる

チーム「灯」は不可能任務を遂行するために結成されたチームなのですが、1stシーズンの第3話ではこの不可能任務の挑む様子が描かれています。

これはさすがに展開が早すぎるように感じました。

本作は主人公のクラウスを含めると9人のメインキャラが登場するので、第3話の時点ではキャラの深掘りがまったくできていません。

各キャラの魅力が伝わっていない状態でメンバーと協力しつつ、不可能任務に挑む様子を見せられても、イマイチ盛り上がらないんですよね。

そもそも、第1話で落ちこぼれのスパイである少女たちを集めたわけです。

そこから不可能任務を遂行するまでに1話しか挟んでいないので、不可能任務の凄さが伝わりません。

先ほど後半にかけてストーリーが面白くなると言いましたが、これは後半にかけてキャラのバックグラウンドが詳細に描かれ、それを引き立てるストーリーに仕上がっていたからです。

1stシーズン前半は、2ndシーズンにあった良さがすべて欠けており、もやっとした状態で視聴することになってしまいました。

僕は原作を読んでいないのですが、1stシーズンにあたる部分は「叙述トリック」があったらしいです。

コミカライズの方は上手くまとめていたという情報があるだけに、アニメでこけてしまったのは残念で仕方ありません。

アニメ『スパイ教室』の感想まとめ

1期の序盤が足を引っ張っていますが、全話を視聴した後だと純粋に「面白かった」と感じられるアニメでした。

キャラクターは個性的で可愛いですし、後半のストーリーも面白かったです。

ただ、硬派なスパイものを期待していると、がっかりする方が多いかもしれません。

ほぼ超能力者と呼べるようなキャラも登場しますし、必ずしもスパイらしさがあるという訳ではないので…。

本作は軽いコメディとスパイ要素が特徴なので、多少のガバ要素を見過ごせる方におすすめしたい作品ですね。

総合評価

アニメ『スパイ教室』の総合評価は「」です。

このアニメがおすすめな人は以下のとおり!

  • スパイもののアニメが好き
  • 多少のガバ要素を楽しんで見られる
  • 可愛いキャラが登場するアニメを見たい

本作が気になる方はぜひ視聴してみてください。

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