当記事では、アニメ『新妹魔王の契約者』の「1期」と「2期」を視聴した感想・評価・レビューをネタバレありで紹介します。
ネタバレありとは言っても、楽しみを奪ってしまうようなネタバレは避けつつ紹介していきますので、まだ視聴したことのない方でも大丈夫です。
- アニメ『新妹魔王の契約者』が気になってるけど面白い?
- 『新妹魔王の契約者』はどんなアニメ?
- 見たことがあるけど、どんな内容だっけ?
上記に当てはまる方は、ぜひご覧ください。
「良かった点」と「悪かった点」の2つ分けて感想を紹介していきます。
『新妹魔王の契約者』の作品情報
画像引用元:アニメ『新妹魔王の契約者』より
あらすじ
高校1年生の東城刃更は父親の東城迅と2人暮らしであったが、父親の唐突な要件により成瀬澪と成瀬万理亜が新しい家族の一員となり、新たな日常が始まると思っていた。
だが迅が出張で家を空けることになり、しばらく3人で過ごすことになったところに突然、澪が刃更に「この家から、出て行って」という衝撃的な言葉を口にする。
実は澪と万理亜は『魔族の住人』で、しかも澪は『先代魔王の娘』とのことであった。万理亜の催眠術で刃更は家を出る手筈になっていたが、刃更も自分の隠していた『秘密=勇者の一族』であることを告白する。
刃更は外出中の迅と連絡を取って澪の事情を知ると、出て行った澪と万理亜を助けに行き、何があっても澪を護ることを決める。また、万理亜の提案で刃更と澪に『主従契約魔法』をかけて貰うが、何かの手違いで主になるはずの澪が刃更の僕(しもべ)になってしまった。
その後、澪と同じ高校に転校することになった刃更は、そこで幼馴染にして同じ勇者の一族である野中柚希と再会を果たす。それからは現魔王派勢力が澪の力を狙って刃更たちを狙い、澪は力を暴走させてしまう。
引用元:アニメ『新妹魔王の契約者』公式サイトより
主題歌
オープニングテーマ「Blade of Hope」
オープニングテーマ「Over The Testament」
エンディングテーマ「Still Sis」
エンディングテーマ「Temperature」
原作
『新妹魔王の契約者』の原作は上栖綴人による小説(ライトノベル)です。
アニメ『新妹魔王の契約者』のここがイイ!
アニメ『新妹魔王の契約者』を視聴して面白かったと感じたポイント、見どころについて紹介します。
面白いポイント・見どころ
- 超王道のハーレムアニメ
- バトルアニメとして見ても面白い
- キャラが可愛い
超王道のハーレムアニメ
画像引用元:アニメ『新妹魔王の契約者』より
『新妹魔王の契約者』はラッキースケベ、お色気シーンありの超王道ハーレムアニメです。
当然ながら、見どころはお色気シーンがメインになりますので、それらの要素が好きな方は楽しめます。
実際、僕はお色気シーンが好きなので素直に楽しめました。
ただ放送当時は規制が酷すぎて画面が真っ白だったり、大事な部分が隠れていたりしているので、お色気シーンを目当てにするなら規制の少ないブルーレイがオススメです。
バトルアニメとして見ても面白い
画像引用元:アニメ『新妹魔王の契約者』より
前述したとおり、『新妹魔王の契約者』はお色気シーンがあるアニメです。
そのため、楽しみ方としてはお色気シーンとラッキースケベがメインになるのですが、意外にもバトルアニメとしても楽しめます。
「ハイスクールD×D」に近い雰囲気を感じましたね。魔界・魔法・魔族など、設定もかなり似ています。
「バトルだけを楽しめ!」と言われたら厳しいかもしれませんが、お色気シーンのおまけ感覚で見るのであれば、十分楽しめるのではないでしょうか。
キャラが可愛い
画像引用元:アニメ『新妹魔王の契約者』より
この手のアニメを見るなら、キャラクターが可愛くないとやってられませんよね。
しかし、安心してください。
『新妹魔王の契約者』に登場するヒロインは、しっかりと可愛いです。(語彙力不足)
王道ツンデレや幼馴染、ロリっ娘サキュバスなどヒロインとして必要な属性は揃っています。
まあ、いわゆる"ちょろイン"というカテゴリーに分類されるヒロインたちなので、好き嫌いが分かれるかもしれませんね。
アニメ『新妹魔王の契約者』のここがダメ!
アニメ『新妹魔王の契約者』を視聴して感じたマイナスポイントについて紹介します。
マイナスポイント
- 戦闘シーンの作画が微妙
- 伏線未回収
戦闘シーンの作画が微妙
このアニメのお色気シーンは、かなり気合が入っています。
しかし、このお色気シーンに作画リソースを奪われているためか、バトルシーンの作画があまり良くありません。
別に作画崩壊しているわけではありません。
ただ、シナリオが単調である以上どうしてもバトルシーンの作画が良くないとダレてしまいます。
お色気シーンがメインであるとはいえ、もう少し動いてくれたらなぁ…とは思いました。
伏線未回収
『新妹魔王の契約者』はアニメとしては綺麗な最終回を迎えるのですが、アニメでの伏線を回収しきれていません。
いくつか例を挙げると、以下の通り。
・長谷川先生の正体・目的
・斯波恭一の正体
・バルフレアの行方
恐らく、原作の方ではしっかりと回収されているのでしょう。
しかし、アニメ組としては最終回視聴後の心残りになりますので、本音を言えば伏線を回収してほしかったですね。
アニメ『新妹魔王の契約者』の感想・評価まとめ
バトルアニメとしては物足りない感がありますが、ハーレムアニメ&お色気アニメとしては普通に楽しめると思います。
放送コードギリギリのお色気シーンの作画は気合が入っていますし、見どころとしては十分でしょう。
ただ、個人的に「バトル要素に特化させる」or「お色気に特化させる」のどちらかにするべきだったとも思っています。
というのも、どちらの要素も中途半端に盛り込み過ぎな気がするんですよね。
『To LOVEる -とらぶる-』みたいに、ほんの少しだけバトルが入るみたいなら良いのですが、どちらも盛り込もうとするとそれぞれの要素が薄っぺらくなりがちです。
個人的には、お色気要素に特化してくれた方が嬉しかったです。
総合評価:
アニメ『新妹魔王の契約者』の総合評価は「」です。
個人的には楽しめたと思いますが、お色気要素・ハーレム要素を許容できるか否かで評価が変わるアニメでしょう。
バトルシーンを楽しみたいなら他のアニメを見るべきだと思いますし、バトルなしでハーレムアニメが見たいのなら『To LOVEる -とらぶる-』の方がオススメですね。
とはいえ、見どころはたくさんあるアニメですので、気になっている方は視聴してみてください。
くどいようですが、お色気シーンが好きな方は楽しめるはずですよ。