当記事では、アニメ『とあるおっさんのVRMMO活動記』を視聴した感想・評価・レビューをネタバレありで紹介します。
ネタバレありとは言っても、楽しみを奪ってしまうようなネタバレは避けつつ紹介していきますので、まだ視聴したことのない方でも大丈夫です。
- アニメ『とあるおっさんのVRMMO活動記』が気になってるけど面白い?
- 『とあるおっさんのVRMMO活動記』はどんなアニメ?
- 見たことがあるけど、どんな内容だっけ?
上記に当てはまる方は、ぜひご覧ください。
作品情報
『とあるおっさんのVRMMO活動記』のあらすじ
ごく普通の会社員田中大地は、VRMMO「ワンモア・フリーライフ・オンライン」を、アースという名でプレイする。
個性豊かなプレイヤーやNPCに囲まれながら、おいしい料理作りや、自分専用の武器の製作、たったひとりで高難易度のダンジョンに挑むなど、気ままにゲームを楽しんでいくアース。こだわり派ゲーマー、アースの冒険が今、始まる!
アニメ『とあるおっさんのVRMMO活動記』の感想
VRMMOの設定を活かせていない
本作はVRMMOを舞台にしたアニメで、38歳のおじさんが「アース」という名で冒険をしていくというストーリーです。
ゲームの中を舞台にしていることもあってスキルや魔法、NPCなどが登場するのですが、VRMMOの設定を活かせていないように感じました。
というのも、本作が作中でやっていることはVRMMOである必要性がないんですよね。
やっていることは、未知のエリアを冒険したりモンスターと戦ったりなど、異世界転生ものと変わりません。
NPCと会話するシーンについては、NPCが感情豊かに話すので自我を持っているようにしか見えず、ゲーム感がなくなっています。
設定が類似しているアニメに『シャンフロ』がありますが、こちらもある程度は自由に話しているものの、VRMMOという世界観はしっかり守っています。
レベル上げや素材集めする描写を挟んでおり、MMOのワクワク感がありました。
正直、本作についてはシャンフロの下位交換と言っていいと思います。
全体的に作画がチープ
本作は全体的に作画がチープで、書き込みもかなり甘いです。
戦闘シーンが特別動くわけでもなく迫力もありません。
個人的に一番気になったのは、主人公がスキルや魔法を使用したときの演出ですね。
画面いっぱいに技名が表示されるのですが、これが非常にダサい。
イナズマイレブンのフォントでももっとカッコいいです。
登場する武器や防具がダサい
本作に登場する武器や防具のデザインは、はっきり言ってしまうとかなりダサいです。
前述したチープな作画も相まって、よりショボくて貧相に見えてしまいます。
作中では、MMOらしく主人公が武器や防具を製作する様子が描かれているのですが、デザインですべて台無しです。
もう少し何とかならなかったんですかね…。
アニメ『とあるおっさんのVRMMO活動記』の感想まとめ
ストーリー全体の内容が薄く、作画もチープでお世辞でも面白いとは言えません。
原作を読んでいないので、どれだけ忠実にアニメ化されているのかは分かりませんが、本作を見て「原作を読んでみよう」とはならないと思います。
強いて良い点を挙げるなら、ヒロインのフェアリークィーンを演じている上田麗奈さんの演技くらいですね。
本作のようなVRMMOを舞台にしたアニメを視聴したいなら、SAOやシャンフロなどをオススメします。
総合評価
アニメ『とあるおっさんのVRMMO活動記』の総合評価は「」です。
ちょっと他の人にはオススメできないですね…。
原作の方は面白いのでしょうか。