当記事では、アニメ『トリニティセブン』を視聴した感想・評価・レビューをネタバレありで紹介します。
ネタバレありとは言っても、楽しみを奪ってしまうようなネタバレは避けつつ紹介していきますので、まだ視聴したことのない方でも大丈夫です。
- 『トリニティセブン』が気になってるけど面白い?
- 『トリニティセブン』はどんなアニメ?
- 見たことがあるけど、どんな内容だっけ?
上記に当てはまる方は、ぜひご覧ください。
「良かった点」と「悪かった点」の2つ分けて感想を紹介していきます。
『トリニティセブン』の作品情報
あらすじ
画像引用元:アニメ『トリニティセブン』より
平穏な毎日を送っていた男子高校生・春日アラタ。ある日、彼の日常は「崩壊現象」と呼ばれる不可思議な事件により、従姉妹の聖と共に異空間に消えてしまった。
アラタはこの崩壊現象の調査の為派遣された魔道士・浅見リリスに頼み、消えた聖を取り戻す方法を探るべく、王立ビブリア学園という魔道学園で魔道士としての道を歩むことになった。
そこに待っていたのは、トリニティセブンという7人の美少女魔道士だった――。
引用元:アニメ『トリニティセブン』公式サイトより
主題歌
・オープニングテーマ「Seven Doors」
・エンディングテーマ「BEAUTIFUL≒SENTENCE」
・エンディングテーマ「SHaVaDaVa in AMAZING♪」
・エンディングテーマ「ReSTART "THE WORLD"」
・エンディングテーマ「TRINITY×SEVENTH+HEAVEN」
原作
『トリニティセブン』はサイトウケンジ、奈央晃徳による漫画作品です。
アニメ『トリニティセブン』のここがイイ!
アニメ『トリニティセブン』を視聴して面白かったと感じたポイント、見どころについて紹介します。
おもしろいポイント・見どころ
- トリニティセブンの少女達
- 欲望に正直な主人公
- エンディングテーマが豪華
トリニティセブンの少女達
画像引用元:アニメ『トリニティセブン』より
本作には秘奥義を習得したものに送られる称号「トリニティセブン」を与えられた少女達が登場します。
登場するトリニティセブンの少女達は、個性が豊かでキャラクターはとても魅力的です。
作画が安定していることもあり表情が生き生きしていて、どのキャラクターも可愛いので注目してほしいですね。
欲望に正直な主人公
画像引用元:アニメ『トリニティセブン』より
主人公が欲望に正直であるというのは、個人的には良かったです。
例えば、ラッキースケベをする主人公というのは「ご、誤解だ!」「い、今のはわざとじゃないんだ!」のような弁解を述べるのがテンプレですが、春日アラタは堂々と喜びます。
また、本人に悪気があると分かっているので素直に殴られるなど、他のアニメの主人公よりは好感が持てますね。
エンディングテーマが豪華
画像引用元:アニメ『トリニティセブン』より
アニメ『トリニティセブン』は、エンディングテーマがかなり豪華です。
通常のアニメであればエンディングテーマは1曲しか用意されませんが、このアニメにはなんと合計4曲もあり、どれも良曲ばかりです。
エンディングテーマには、かなり力を入れていることが分かりますね。
アニメ『トリニティセブン』のここがダメ!
アニメ『トリニティセブン』を視聴して感じたマイナスポイントについて紹介します。
マイナスポイント・つまらないところ
- 内容が中途半端
- 厨二設定を活かせていない
- 説明不足が目立つ
内容が中途半端
アニメ『トリニティセブン』の内容は大半がラッキースケベとバトルなのですが、シリアスな場面でも普通にラッキースケベをぶっ込んできます。
その結果、肝心のバトルシーンが盛り上がることなく終わる原因になっており、視聴者にバトルを見せたいのか、それともラッキースケベを見せたいのかよく分からなくなっています。
もしかしたら良いとこ取りしたいのかもしれませんが、やることが中途半端に感じました。
魔法バトルを売りにしたいのであれば『マギ』のようにすればいいですし、露骨なラッキースケベを売りにしたいのであれば『To LOVEる -とらぶる-』のようにすればいいだけだと思います。
どちらに特化しないから「バトルを見たい人」と「ラッキースケベを見たい人」のどちらの需要も満たせていないように感じました。
厨二設定を活かせていない
トリニティセブンは七つの大罪「色欲・憤怒・嫉妬・傲慢・強欲・怠惰・暴食」をモチーフにした魔法バトルアニメで、厨二心をくすぐる設定がいくつか存在します。
しかし、先ほど紹介したとおり隙あらばラッキースケベを挟むため、せっかくの厨二設定を活かせていません。
もっとバトルものに特化すれば、良くなったと思うのですが…
作中で登場する「魔導士は生涯に1つテーマを研究する」という設定は意外と気に入っていたので、アニメでほぼ触れられなかったのは残念です。
説明不足が目立つ
アニメ『トリニティセブン』は説明不足が目立ちます。
アニメ第1話で登場した「黒い太陽」についての説明が全くありませんし、最終話まで見ても結局わからないままです。
また、「メイガスモード」「トリニティ」「ラスト・クレスト」などの横文字の専門用語が登場しますが、これについての詳しい説明もありません。そのため、個人の解釈と雰囲気でアニメを乗り切ることになります。
全12話という尺の制限はありますが、もう少し詳しい説明があっても良かったのでは?と思ってしまいました。
アニメ『トリニティセブン』の感想・評価まとめ
「いろいろ微妙」の一言です。登場するキャラクターは可愛いですし、個性的で魅力もあると思います。
しかしバトルシーンでも所構わずラッキースケベを挟んでくるので、視聴者に何を見せたいのか分かりません。
そりゃあ美少女キャラクターのお色気シーンは好きですが、せめてバトルシーンくらいは真面目に戦ってほしかったですね。
それでも、ラッキースケベを目的にして視聴するのであれば、まだ楽しめるアニメなのかなとは思います。
総合評価:
アニメ『トリニティセブン』の総合評価は「」です。
「☆2」と「☆3」でかなり悩みましたが、ストーリーに置いてかれている感があり純粋に楽しむことができなかったので、こちらの評価にしました。
バトルよりお色気要素の方が多いので、バトルアニメが見たい方は違うアニメを視聴するべきだと思いますね。
ただ、キャラクター自体はとても魅力的ですのでラッキースケベ・お色気シーンが好きな方には楽しめるかもしれません。
このアニメがおすすめな人は以下のとおり!
- 原作を読んでいる人
- お色気シーンに抵抗がない人
本作が気になる方は、ぜひ視聴してみてください。
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