どうもー、『炎炎ノ消防隊』を視聴したあぽろんです。
当記事では、アニメ『炎炎ノ消防隊』を視聴した感想・評価・レビューをネタバレありで紹介します。
ネタバレありとは言っても、楽しみを奪ってしまうようなネタバレは避けつつ紹介していきますので、まだ視聴したことのない方でも大丈夫です。
- アニメ『炎炎ノ消防隊』が気になってるけど面白い?
- 『炎炎ノ消防隊』はどんなアニメ?
- 見たことがあるけど、どんな内容だっけ?
上記に当てはまる方は、ぜひご覧ください。
「良かった点」と「悪かった点」の2つ分けて感想を紹介していきます。
『炎炎ノ消防隊』の作品情報
画像引用元:アニメ『炎炎ノ消防隊』より
あらすじ
全人類は怯えていた―――。
何の変哲もない人が突如燃え出し、炎を操る怪物“焰ビト”となって、
破壊の限りを尽くす“人体発火現象”。
炎の恐怖に立ち向かう特殊消防隊は、現象の謎を解明し、人類を救うことが使命!
とある理由から“悪魔”と呼ばれる、新入隊員の少年・シンラは、
“ヒーロー”を目指し、仲間たちと共に、“焰ビト”との戦いの日々に身を投じる!!
引用元:アニメ『炎炎ノ消防隊』公式サイトより
主題歌
シーズン1:オープニングテーマ「インフェルノ」
シーズン2:オープニングテーマ「MAYDAY feat. Ryo from Crystal Lake」
シーズン1:エンディングテーマ「veil」
シーズン2:エンディングテーマ「脳内」
原作
『炎炎ノ消防隊』は大久保篤による漫画作品です。
ソウルイーターと同じ作者ですね!
アニメ『炎炎ノ消防隊』のここがイイ!
アニメ『炎炎ノ消防隊』を視聴して面白かったと感じたポイント、見どころについて紹介します。
面白いポイント・見どころ
- ヌルヌル動く戦闘シーン
- 王道の中にあるワクワクする展開
- 個性豊かでバランスの取れたキャラクター
- 秀逸な能力設定
- 紅丸vs鬼
ヌルヌル動く戦闘シーン
画像引用元:アニメ『炎炎ノ消防隊』より
『炎炎ノ消防隊』はいわゆる能力バトルものなのですが、戦闘シーンがヌルヌル動く神作画です。特に主人公の扱う炎の描写からカメラワーク、立体的な動きなどが本当に素晴らしいです。
炎系の能力は作画カロリーが高いですからね。これだけ丁寧に描かれていたら、原作ファンの方は嬉しいのではないでしょうか?
スピード感と迫力があり、戦闘シーンは目が離せません。
王道の中にあるワクワクする展開
画像引用元:アニメ『炎炎ノ消防隊』より
『炎炎ノ消防隊』はかなり王道的なストーリーになっています。
悪く捉えればテンプレとも言えるかもしれませんが、王道だからこそワクワクする展開が多くあります。
例えば、
- 味方組織で暗躍するスパイ
- 無能力者vs第三世代能力者
- ピンチになったヒロインを助ける主人公
- 主人公の過去に隠された真実
こんな感じですね。
特に無能力者と強大な力を持つ第三世代能力者との戦いは、 非常に見応えがあります。
先ほど紹介したとおり戦闘シーンの作画は良いので、炎炎ノ消防隊を視聴するなら注目しておきたいポイントの1つですね。
個性豊かでバランスの取れたキャラクター
画像引用元:アニメ『炎炎ノ消防隊』より
『炎炎ノ消防隊』のキャラクターは個性が豊かで、影の薄い登場人物が1人もいません。
どのキャラクターも良い意味で尖っていて魅力があります。
・自分を騎士だと思っているバカ
・美人なのに脳内お花畑
・クソ真面目だけど私服センスが絶望的な上司
などなど、戦闘シーンだけでなくキャラクターも見どころの1つと言えるでしょう。
また、極端に男性キャラクターが多すぎたり、女性キャラクターが少なすぎたりしないので男女比のバランスが取れているようにも感じました。
・女性が多すぎてハーレム状態
・男性が多すぎて逆ハーレム状態
上記のようなアニメが嫌いな人は、楽しめると思います。
秀逸な能力設定
画像引用元:アニメ『炎炎ノ消防隊』より
『炎炎ノ消防隊』の面白いところは、登場する能力が全て炎系、もしくは熱を操るものに限られるというところです。
「みんな同じ能力にならないの?」と思うかもしれませんが、能力にはバリエーションがあるため、戦闘が炎だけという状態にはなりません。
例えば、手足から炎を出すシンプルなものから、自身の炎をプラズマの剣に変換するなど能力はかなり凝っています。
同じ炎系能力なのにバトルものとして面白いのは凄いと思いましたね。
紅丸vs鬼
画像引用元:アニメ『炎炎ノ消防隊』より
『炎炎ノ消防隊』の最強キャラ候補である「紅丸」と、強力な焔ビト「鬼」との戦いは本作の見どころの1つです。
やっぱり強キャラ同士の戦闘シーンは、熱いものがありますよね!(炎だけに)
紅丸の操るメラメラとした炎の作画が素晴らしく、宮野真守さんの演技もあって「あっコイツ格が違うな」と感じさせるような強キャラ感が伝わってきます。
アニメ『炎炎ノ消防隊』のここがダメ!
アニメ『炎炎ノ消防隊』を視聴して感じたマイナスポイントについて紹介します。
マイナスポイント・つまらないところ
- 女性キャラがやや不遇
- 「焔ビト」の発生頻度がヤバすぎる
女性キャラがやや不遇
アニメ『炎炎ノ消防隊』を視聴して、女性キャラクターがやや不遇に感じました。
というのも、戦闘シーンのほとんどが主人公を中心とした男性キャラクターのみなので、活躍の場が奪われてしまっているんですよね。
いざ活躍するチャンスが来ても、ギャグ系のノリで何とかなってしまうので緊張感もありません。
せっかくキャラクターに魅力があるのだから、もっとまじめな戦闘シーンで女性キャラを活躍させてほしかったなぁ…というのが本音です。
「焔ビト」の発生頻度がヤバすぎる
「焔ビト」とは、炎を纏った元人間の怪物なのですが、いくらなんでも発生頻度がヤバすぎです。
『炎炎ノ消防隊』は人間がいつ焔ビトになるか分からないという世界観なのですが、次々と発生する割には人々は落ち着いているんですよね。
そのため「どうやって秩序を保っているんだ」とツッコミたくなりました。
焔ビトの発生の一部はとある人物が意図的に起こしているという説明はあります。
ただ、後付けでも良いので「〇〇があるから人々は冷静を保てている」みたいな設定は欲しかったですね。
アニメ『炎炎ノ消防隊』の感想・評価まとめ
キャラクターが個性的ですし、能力もひと工夫されているので能力バトルものとして面白かったです。
ストーリーも「これから謎が解き明かされていくんだろうなぁ…」というワクワク感があり、次の展開が気になる構成になっています。
女性キャラクターの不遇はやや気になるところではありますが、2期以降で活躍する可能性あるので期待したいですね。
ダーク・ファンタジーや能力バトルが好きな方には、強くオススメできる作品です。
総合評価:
アニメ『炎炎ノ消防隊』の総合評価は「」です。
能力バトルアニメとして非常に面白く、ダークファンタジーとして見ても楽しめる良作です。
さすがはソウルイーターの作者「大久保篤」さんと言ったところでしょうか。
アニメ第1期から伏線がたくさんありますので「ここからどうなるんだ!」と、ストーリーに引き込まれてしまいます。
このアニメがおすすめな人は以下のとおり!
- 原作を読んでいる人
- 迫力ある戦闘シーンを見たい方
- 能力バトルが好きな人
本作が気になる方は、ぜひ視聴してみてください。
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