
当記事では、アニメ『DARKER THAN BLACK 流星の双子』を視聴した感想・評価・レビューをネタバレありで紹介します。
ネタバレありとは言っても、楽しみを奪ってしまうようなネタバレは避けつつ紹介していきますので、まだ視聴したことのない方でも大丈夫です。
- アニメ『DARKER THAN BLACK 流星の双子』が気になってるけど面白い?
- 『DARKER THAN BLACK 流星の双子』はどんなアニメ?
- 見たことがあるけど、どんな内容だっけ?
上記に当てはまる方は、ぜひご覧ください。
「良かった点」と「悪かった点」の2つ分けて感想を紹介していきます。
作品情報
『DARKER THAN BLACK 流星の双子』のあらすじ
突如東京に出現した謎の不可侵領域「地獄門(ヘルズゲート)」。
時を同じくして世界中で確認されるようになった、「契約者」と呼ばれる特殊能力をもつ者たち。
ゲートの秘密と契約者の未来をめぐる戦いの果てに起きた未知の災厄「トーキョーエクスプロージョン」は人類に何をもたらしたのか。
そして2年後。冬のロシアを舞台に、新たな物語が始まろうとしていた。

主題歌
OPテーマ「ツキアカリのミチシルベ」
EDテーマ「From Dusk Till Dawn」
原作
DARKER THAN BLACKに原作はありません。
ただ、キャラクター原案者の岩原裕二さんが第1期後のストーリーを漫画で描いています。
アニメ『DARKER THAN BLACK 流星の双子』のここがイイ!
アニメ『DARKER THAN BLACK 流星の双子』を視聴して面白かったと感じたポイント、見どころについて紹介します。
面白いポイント・見どころ
- 進化したバトルシーン
- 黒と蘇芳の逃避行
- 銀の行方
進化したバトルシーン
画像引用元:アニメ『DARKER THAN BLACK 流星の双子』より
DTB第2期のバトルシーンは、第1期のときよりもヌルヌル動くので非常に見応えがありました。
さすがボンズが製作しているだけありますね!
特に第2期で初めて黒が登場した際のバトルシーン、最終話でのバトルシーンは気合が入っているように感じます。
そのため、第1期に引き続きバトルシーンだけに注目しても楽しめるはずです。またアニメ第2期なので当然ではありますが、新たな契約者が続々と登場します。
中にはアンバーに引けを取らない能力だったり、黒と互角に渡り合う契約者も登場するため注目してほしいですね。

黒と蘇芳の逃避行
画像引用元:アニメ『DARKER THAN BLACK 流星の双子』より
アニメ『DTB 流星の双子』は、黒と蘇芳のダブル主人公でストーリーが進行していきます。
第1期は組織のエージェントとして暗躍する様子が描かれていましたが、第2期では三号機関という組織とFBSから狙われるようになり、蘇芳との逃避行が描かれています。
そのため、エージェントとして活動していた頃とは違った緊張感がありましたね。
また当初は黒と行動を共にすることを拒んでいた蘇芳ですが、物語が進行していくにつれて心を開いていきます。
追っ手の契約者を退けていく様子、蘇芳の心境の変化はDTB2期ならではの見どころと言えるでしょう。
銀の行方
画像引用元:アニメ『DARKER THAN BLACK 流星の双子』より
組織のエージェントとしては行動を共にしていた銀ですが、第2期では行方不明となっています。
銀は第2期の最重要ポジションにいるキャラクターで、下記のように物語の核心に関わっていのもポイントですね。
- 黒がCIAに所属している理由
- イザナミとイザナギの正体
- 契約者の不審死
銀が行方不明になった理由については第1期OVAで語られていましたが、第2期でより核心に迫っていくので注目してほしいです。
アニメ『DARKER THAN BLACK 流星の双子』のここがダメ!
『DARKER THAN BLACK 流星の双子』を視聴して感じたマイナスポイントについて紹介します。
マイナスポイント
- テンポが速い
- 第1期の良いところがなくなっている
テンポが速い
DTB第2期は全12構成ということもあり、かなりテンポが速いです。
そのため、第1期に比べて説明不足な点や唐突な展開などが目立っていますし、サブキャラクターの深堀も不足しているように感じました。
これらのことからDTBの魅力であった群像劇、ハードボイルドな雰囲気も薄まっています。
放送枠の確保など様々な理由があるのかもしれませんが、第1期のように全26話構成にして2話で1つのストーリーを消化する形にすれば良かったのになぁ…と思いましたね。
第1期の良いところがなくなっている
DTBの良いところは、群像劇要素や主人公・黒のアクションシーン、組織のエージェントとして暗躍するところだと思っています。
事実、これが視聴者にウケて人気になったわけなのですが、第2期ではこの要素がほとんど抜け落ちています。
例えば第2期のストーリー中盤で黒が能力を失ってしまいますし、組織として暗躍することなく蘇芳との逃避行になっています。
もちろん、第2期が面白くないというわけではありません。
ただアニメ第1期が最高すぎて、どうしても見劣りしてしまうんですよね。
アニメ第2期をやるなら第1期と同じ路線にするか、1期で物語を完結させた方が綺麗に物語が畳むことができたような気がします。

アニメ『DARKER THAN BLACK 流星の双子』の感想まとめ
バトルアニメとしては十分に面白いのですが、DTBの続編であることを考慮すると物足りない感は否めません。
第1期で魅力的なキャラクターがほとんど死んでしまったため、それを超えるようなキャラクターを第2期で出せなかったというのも問題でしたね。
ただすべてが悪いというわけではなく、組織に追われるという緊張感だったり、銀の正体に迫まるちょっとしたミステリー要素は面白かったと思います。
ここは第2期ならではの魅力と言えるかもしれません。

総合評価:
アニメ『DARKER THAN BLACK 流星の双子』の総合評価は「」です。
第2期として楽しめるものではありました。ただDTBの第2期としては、求めているものとは違ったという感じですね。
それでも新たな契約者の登場、ヌルヌル動く戦闘シーンなど見どころはたくさんありますので、DTBが好きな方は見る価値のあるアニメだと思います。
このアニメがおすすめな人は以下のとおり!
- DTB1期を視聴している
- 能力バトルが好き
- ぬるぬる動く戦闘シーンを見たい
本作が気になる方は、ぜひ視聴してみてください。
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