当記事では、アニメ『ココロコネクト』を視聴した感想・評価・レビューをネタバレありで紹介します。
ネタバレありとは言っても、楽しみを奪ってしまうようなネタバレは避けつつ紹介していきますので、まだ視聴したことのない方でも大丈夫です。
- アニメ『ココロコネクト』が気になってるけど面白い?
- 『ココロコネクト』はどんなアニメ?
- 見たことがあるけど、どんな内容だっけ?
上記に当てはまる方は、ぜひご覧ください。
作品情報
『ココロコネクト』のあらすじ
文化研究部に所属する八重樫太一たちは、奇妙な現象に直面していた。前触れなく起こった青木と唯の人格入れ替わり。
それは次々と部員全員に遅いかかり、彼らを異常な日常に放り込む。
戸惑いつつもどこかその状況を楽しむ太一たちだったが、心の連鎖は彼らの秘めた心の傷をも浮かび上がらせ…。
原作
原作は庵田定夏による小説(ライトノベル)です。
アニメ『ココロコネクト』のここがイイ!
アニメ『ココロコネクト』を視聴して面白かったと感じたポイント、見どころについて紹介します。
面白いポイント・見どころ
- 人格入れ替わり
- 人間味のあるキャラクターたち
- 太一たちに迫られる究極の選択
- 堀口悠紀子さんのキャラデザイン
- 太一・姫子・伊織の三角関係
人格入れ替わり
画像引用元:アニメ『ココロコネクト』より
主人公たちは、謎の存在〈ふうせんかずら〉によって、人格が入れ替わってしまう『人格入れ替わり』という現象に巻き込まれてしまいます。
・八重樫太一
・永瀬伊織
・稲葉姫子
・桐島唯
・青葉義文
上記の5人は時間・場所・人物を問わず人格が入れ替わり、それによって引き起こされるトラブルを工夫しながら解決していきます。
主人公たちはこの現象にどのように立ち向かうのか、どのような行動を取るのか注目ですね。
また、人格が入れ替わるということは声優さんの演技も変わります。
男性声優が女性キャラの演技をしたり、女性声優が男性キャラを演技するシーンがあるので、各キャラクターたちを演じる声優さんがどのような演技をするのかにも注目してみてください。
人間味のあるキャラクターたち
画像引用元:アニメ『ココロコネクト』より
〈ふうせんかずら〉が引き起こす謎の現象によって、キャラクター達が抱えている人には言えない悩みが浮き彫りになっていきます。
悩みの中には過去のことを引きずっていたり、友達を信じられない自分を嫌っていたりなど人間味のあるものばかり。
「どこか他人事に思えない」
そんな人間の強いところや弱いところが綿密に描かれている点も、このアニメの面白いポイントですね。
太一たちに迫られる究極の選択
画像引用元:アニメ『ココロコネクト』より
永瀬伊織は"とある出来事"をきっかけに、死の淵に立たされてしまいます。
そこで〈ふうせんかずら〉は1つ提案します。
「あなた達の中から死ぬ人を選んでください」
〈ふうせんかずら〉は『人格入れ替わり』を利用して、永瀬伊織の肉体と共に死ぬ人格を選ぶように決断を迫ります。
主人公たちがどのような選択を取るのか、誰を死ぬ人格として選ぶのか。
ここは『ココロコネクト』の大きな見どころであり、人間の心理が垣間見える部分なので注目です。
堀口悠紀子さんのキャラデザイン
画像引用元:アニメ『ココロコネクト』より
アニメ『ココロコネクト』の絵柄を見て「京アニに似ているな」と思いませんでしたか?
とても魅力的なキャラデザインですが、アニメ制作会社は「SILVERLINK.」であって京アニではありません。
では、なぜ似ているのかというと原作ラノベの挿絵を京アニ所属の「堀口悠紀子」さんが担当しているからなんです。
さらにアニメ制作には、悠紀子さんの絵柄を再現できる赤井俊文さんが担当しているため、似ているのは当然と言えるでしょう。
京アニの絵柄が好きな方には、オススメできる作品です。
太一・姫子・伊織の三角関係
画像引用元:アニメ『ココロコネクト』より
主人公の太一は姫子と伊織に好意を寄せられ、太一自身は伊織に好意を抱いています。
いわゆる三角関係ですね。
三角関係はただでさえ関係が拗れやすいにも関わらず、〈ふうせんかずら〉の引き起こす現象によって、人間関係がさらに複雑に絡み合っていきます。
各ヒロインたちの行動・思春期ならではの言動には注目してほしいですね。
また、太一は最終回で〇〇に告白をします。
伊織と姫子のどちらに告白をしたのか?
ここは見どころとして外せません!
アニメ『ココロコネクト』の感想まとめ
僕は原作も読んでいますが、アニメの出来は最高レベルに感じました。
原作の雰囲気を残しつつキャラクターの心情も丁寧に描写されており、見ていて感情が揺さぶられます。
特に人間の醜いところもしっかりと描写されてあるのが良いですね。
友達であろうと不満があったり、嫉妬したりと表に出せない感情があるものです。
そこを〈ふうせんかずら〉に付け入れられてトラブルに発展し、友達たちと協力して解決するまでが綺麗にまとまっています。
ただ、炎上騒動がありOPが「パラダイム」から「キモチシグナル」に差し替えられていたのが気になりました。
僕がココロコネクトをリアルタイムで見ていた時は「パラダイム」だったのですが、炎上騒動の影響でDVD版とVOD配信版ではOPが差し替えられているようです。
パラダイムを聞きたいという部分もあって見返したので、少し残念でしたね…。
総合評価:
アニメ『ココロコネクト』の総合評価は「」です。
視聴後に「見てよかったな」と純粋に思えるようなアニメでした。
炎上騒動のせいでアニメ第2期が制作されないのが残念でなりませんが、こればかりは仕方ありませんね…。
もしアニメ視聴済みで原作を読んでいないのであれば、原作ラノベを読んでみてください。
学園青春ものが好きな方であれば、楽しめるアニメのはずです。
このアニメがおすすめな人は以下のとおり!
- ギスギスとした展開に抵抗がない人
- 京アニ風のキャラデザインが好きな人
- 学園青春ものが好きな人
本作が気になる方は、ぜひ視聴してみてください。