どうもー『魔法科高校の劣等生』を視聴したあぽろんです。
当記事では、アニメ『魔法科高校の劣等生』を視聴した感想・評価・レビューをネタバレありで紹介します。
ネタバレありとは言っても、楽しみを奪ってしまうようなネタバレは避けつつ紹介していきますので、まだ視聴したことのない方でも大丈夫です。
- アニメ『魔法科高校の劣等生』が気になってるけど面白い?
- 『魔法科高校の劣等生』はどんなアニメ?
- 見たことがあるけど、どんな内容だっけ?
上記に当てはまる方は、ぜひご覧ください。
「良かった点」と「悪かった点」の2つ分けて感想を紹介していきます。
『魔法科高校の劣等生』の作品情報
画像引用元:アニメ『魔法科高校の劣等生』より
あらすじ
劣等生の兄と、優等生の妹。魔法科高校での波乱の日々が始まる―。
魔法。それが伝説や御伽噺の産物ではなく、現実の技術となってから一世紀が経とうとしていた。そして、春。今年も新入生の季節が訪れた。
国立魔法大学付属第一高校―通称『魔法科高校』は、成績が優秀な『一科生』と、その一科生の補欠『二科生』で構成され、彼らはそれぞれ『花冠』(ブルーム)、『雑草』(ウィード)と呼ばれていた。
そんな魔法科高校に、一組の血の繋がった兄妹が入学する。兄は、ある欠陥を抱える劣等生(ウィード)。
妹は、全てが完全無欠な優等生(ブルーム)。
どこか達観したような面持ちを見せる劣等生の兄と、彼に肉親以上の想いを寄せる優等生の妹。二人がこのエリート校の門をくぐったときから、平穏だった学びの園で、波乱の日々が幕開いた。
引用元:アニメ『魔法科高校の劣等生』公式サイトより
主題歌
前期OPテーマ「Rising Hope」
後期OPテーマ「grilletto」
前期EDテーマ「ミレナリオ」
後期EDテーマ「Mirror」
原作
原作は佐島勤による小説(ライトノベル)です。
アニメ『魔法科高校の劣等生』のここがイイ!
アニメ『魔法科高校の劣等生』を視聴して面白かったと感じたポイント、見どころについて紹介します。
面白いポイント・見どころ
- 物語の世界観
- 劣等生だけど最強な主人公
- 女性キャラが可愛い
物語の世界観
画像引用元:アニメ『魔法科高校の劣等生』より
『魔法科高校の劣等生』は今から遠い先の未来、2095年の日本を舞台にしたアニメです。
いわゆるSFなのですが、本作はよくあるファンタジーのような元から魔法がある世界ではなく、科学によって魔法のような現象(超能力)を再現できるようになったという世界です。
かなり設定が凝っていて、設定や世界観はとても魅力的に感じました。
個人的に好きな設定は、魔法をスムーズに使用するにはCAD呼ばれるデバイスが必要になるという部分ですね。
SFが好きな方は楽しめる作品でしょう。
劣等生だけど最強な主人公
画像引用元:アニメ『魔法科高校の劣等生』より
本作の主人公・司波達也は、魔法科高校の二科生(劣等生)として入学します。
二科生は一科生(優等生)よりも魔法成績が劣っていることが多く、一科生から差別的な扱いを受けています。
しかし、達也には実技試験では測れない「隠された実力」を有しており、これによって一騎当千とも言える活躍をします。
もっと簡単に言えば「俺TUEEEE」系ですね。
主人公最強系のアニメは賛否両論だと思いますが、敵が次々となぎ倒されていくのは見ていて爽快です。
マッドハウスが制作しているだけあって、作画が良いので戦闘シーンには注目してほしいですね。
女性キャラが可愛い
画像引用元:アニメ『魔法科高校の劣等生』より
『魔法科高校の劣等生』は女性キャラクターが多く登場し、どのキャラも可愛くて魅力的です。
ハッキリ言ってアニメを見るなら、可愛いキャラクターがいてくれた方がいいですよね。
それぞれの女性キャラに作中で活躍するポイントがあるので、お気に入りのキャラが見つかるはずです。
アニメ『魔法科高校の劣等生』のここがダメ!
『魔法科高校の劣等生』を視聴して感じたマイナスポイントについて紹介します。
マイナスポイント
- 戦闘に緊張感がない
- 敵キャラに魅力がない
- 用語の解説がない
戦闘に緊張感がない
先ほど紹介した通り、『魔法科高校の劣等生』は「俺TUEEEE」系のアニメです。
そのため、達也がいくら戦おうと勝敗が見えているので、戦闘に緊張感がありません。
バトルアニメで「この戦いどうなるんだ!?」みたいな盛り上がりがないのは致命的です。
ここは『魔法科高校の劣等生』に何を求めるかによって、評価が別れるポイントだと言えるでしょう。
少年ジャンプのような熱いバトルを望むのであれば、本作はあんまり面白いと感じないかもしれません。
敵キャラに魅力がない
『魔法科高校の劣等生』はバトルアニメなので当然、敵キャラや敵対組織が登場するのですが、イマイチ魅力がありません。
どの敵キャラも小者というか、カリスマ性がないので惹かれるものがないんですよね。
面白いバトルアニメって、味方キャラだけでなく敵キャラにも魅力があることが多いじゃないですか。
NARUTO:暁
ブリーチ:エスパーダ
鬼滅の刃:十二鬼月
上記はあくまで一例ですが、どのアニメも敵キャラや敵対組織が魅力的です。
『魔法科高校の劣等生』はコレがないので、もったいないなと思いました。
用語の解説がない
本作では、キャラクター同士の会話に難しい用語がいくつも登場します。
物語を通して理解できる用語もありますが、基本的に用語説明がないままストーリーが進行するため、アニメ勢は置いてけぼりになります。
僕もアニメ勢ですが、ほぼ雰囲気で楽しんでいるところがありました。
いちいち用語を解説していたらテンポが悪くなるのは分かりますが、もう少し解説が欲しかったなと思いましたね。
『魔法科高校の劣等生』はライトノベルなので、内容をしっかり理解しようと思ったら小説は読むべきでしょう。
アニメ『魔法科高校の劣等生』の感想まとめ
近未来を舞台にした世界観は好きでしたが、用語の説明がないのでしっかり理解しようとしたら原作ライトノベルは必読です。
アニメだけで理解しようとするのは、なかなか厳しそうですね。
戦闘シーンの作画は良いですし、登場する女性キャラクターについては文句はありません。
ただ、
・主人公無双
・敵キャラクターの魅力がない
これらによって、戦闘シーンで盛り上がることはほとんどないですね。
主人公が無双することで爽快感はありますが、少しくらいは葛藤する姿を描いて欲しいなぁ…という感じですね。
『オーバーロード』のように一騎当千の力を有していても物語上で葛藤する姿が描かれていたり、主人公に魅力があれば評価は違ったのかもしれませんね。
総合評価:
アニメ『魔法科高校の劣等生』の総合評価は「」です。
世界観は好きでしたが、全体的に盛り上がるポイントが少なくて微妙でした。
用語についてはこちらで調べれば解決することなので、そこまで大きな問題ではないのですが、やはり敵キャラに魅力が無いのが大きいですね。
まとめると「痒いところに手が届かないアニメ」というのが正直なところです。
とはいえ、やはりアニメは好き嫌いが別れるものですので実際に視聴してみるのが1番でしょう。
このアニメがおすすめな人は以下のとおり!
- 原作が好きな人
- SF・ファンタジー系のアニメが好きな人
本作が気になる方は、ぜひ視聴してみてください。
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