【感想・評価】アニメ『とある科学の超電磁砲S（第2期）』は面白い？美琴視点で描かれる妹達編！

あぽろん

どうもー、アニメ『とある科学の超電磁砲S（第2期）』を視聴したあぽろんです。

当記事では、アニメ『とある科学の超電磁砲S』を視聴した感想・評価・レビューをネタバレありで紹介します。

ネタバレありとは言っても、楽しみを奪ってしまうようなネタバレは避けつつ紹介していきますので、まだ視聴したことのない方でも大丈夫です。

上記に当てはまる方は、ぜひご覧ください。

「良かった点」と「悪かった点」の2つ分けて感想を紹介していきます。

作品情報

『とある科学の超電磁砲S』のあらすじ

画像引用元：アニメ『とある科学の超電磁砲S（第2期）』より

東京都の西側3分の1の規模、総人口230万人の内8割を学生が占める「学園都市」。

そこでは学生全員を対象にした超能力開発実験が行われており、全ての学生は「無能力者（レベル0）」から「超能力者（レベル5）」の6段階に分けられ、様々な能力を開花させている。

学園都市でも7人しかいないレベル5の一人であり、電撃を操るその能力から「超電磁砲（レールガン）」の通称を持つ御坂美琴は、学園都市で起こる様々な事件を解決していく。

引用元：アニメ『とある科学の超電磁砲S（第2期）』公式サイトより

あぽろん

アニメジャンルは「超能力」「SF」です

原作

原作は鎌池和馬、冬川基、灰村キヨタカによる漫画作品です。

『とある科学の禁書目録』のスピンオフですね。

とある科学の超電磁砲 コミック全巻セット

created by Rinker

• Amazon
• 楽天市場
• Yahooショッピング

アニメ『とある科学の超電磁砲S』のここがイイ！

アニメ『とある科学の超電磁砲S』を視聴して面白かったと感じたポイント、見どころについて紹介します。

御坂美琴の視点で描かれる妹達編

画像引用元：アニメ『とある科学の超電磁砲S（第2期）』より

禁書目録でも妹達編はありましたが、超電磁砲では美琴の視点で描かれています。

美琴が何に苦悩し、どんな行動をとっていたのか細かく描写されているので、同じ妹達編でもまったく内容が異なります。

禁書目録の当麻視点では、美琴が「絶対能力者進化計画」を知っていて悩んでいる程度のフワッとした情報しか判明しないため、スピンオフでそこを補完したのは良かったですね。

既に禁書目録を視聴済みの方でも、新鮮な気持ちで楽しめるでしょう。

佐藤利奈さんの名演技

画像引用元：アニメ『とある科学の超電磁砲S（第2期）』より

超電磁砲第2期は、佐藤利奈さんの演技も見どころの1つです。

特に上記シーンの演技が素晴らしいです。

一方通行に対して放った「そんなくだらないことのためにあの子達（妹達）を殺したのか！」といセリフは鳥肌が立ちましたね。

キャラクターに命を吹き込む仕事である声優の凄さを再認識しました。

上条当麻vs一方通行

画像引用元：アニメ『とある科学の超電磁砲S（第2期）』より

禁書目録のアニメから5年が経過していることもあり、上条当麻vs一方通行の戦闘シーンも迫力があり進化しています。

やはり、最弱（上条当麻）vs最強（一方通行）の対比は盛り上がりますね！

超電磁砲では、一方通行戦での美琴の心情が細かく描写されているので、禁書目録を見たことのある人にこそオススメしたいシーンです。

御坂美琴vs麦野沈利

画像引用元：アニメ『とある科学の超電磁砲S（第2期）』より

美琴は「絶対能力者進化計画」を止めるため関連施設の破壊活動を行うのですが、その最中で暗部組織「アイテム」と交戦します。

アイテムには美琴と同じレベル5である麦野沈利がいるため、施設内で壮絶な能力バトルが行われます。

個人的に第2期の最大の見どころは、この御坂美琴vs麦野沈利だと思っていますね。

2人の戦闘シーンはヌルヌル動いて躍動感がありますし、麦野の能力『原子崩し』の表現も最高です！

噂によると劇場版『とある魔術の禁書目録 -エンデュミオンの奇蹟-』の作画スタッフが超電磁砲に流れ、作画を担当しているらしいです。

あくまで噂ですが、とにかく御坂美琴vs麦野沈利の戦闘シーンは最高ですよ！

『とある科学の超電磁砲S』のここがダメ！

第2期の18話からアニオリ「革命未明（サイレントパーティ）編」が始まるのですが、ハッキリ言って微妙です。

もっと言うなら蛇足です。というのも、アニオリの黒幕が小者すぎるんですよね。

未視聴の人のため詳しくは言えませんが、最終話で美琴が戦うのは駆動鎧と呼ばれるロボットであるため、勝敗が見え見えで戦闘に緊張感がありません。

ここだけマイナスポイントですね。

『とある科学の超電磁砲S』の感想まとめ

全体的なクオリティは第1期を遥かに上回っています。

『とある魔術の禁書目録』では唐突に始まった妹達編ですが、美琴の視点でストーリーが描かれることによって、とあるシリーズすべての物語に厚みを持たせています。

またそれに伴って美琴がどのような努力をしていたのかバックグラウンドがはっきりするので、禁書目録よりも美琴に感情移入できるのも良いですね。

ただ、革命末明編に関しては蛇足だとは思います。

布束の掘り下げとしては良かったと思いますが、単純にストーリーがあまり面白くありません。

もちろん、アニメオリジナルのシナリオであるため仕方ない部分はあるのですが、後の美琴の発言を考えると辻褄が合わない部分が出てくるんですよね。

まあ、それでも大きな矛盾が生じていないことを考えると、ストーリー構成はしっかりしていると言えるでしょう。

あぽろん

今作の作画には驚かされました！

総合評価：

アニメ『とある科学の超電磁砲S』の総合評価は「」です。アニオリの革命未明編がなければ、文句なしで☆5にしていたでしょう。

アニオリは微妙ではありましたが、全体的なシナリオ構成や作画はとても素晴らしいです。

前半の妹達編はかなりシリアスなので、暗い雰囲気を許容できるか否で評価が別れそうですね。

このアニメがおすすめな人は以下のとおり！

本作が気になる方は、ぜひ視聴してみてください。

関連作品

こちらも『とある魔術の禁書目録』のスピンオフ作品です。

一方通行の視点でストーリーが展開されています。