【感想・評価】アニメ『とある科学の一方通行』は面白い？戦闘シーンがあまり動かないのがやや不満

どうもー、『とある科学の一方通行』を視聴したあぽろんです。

当記事では、アニメ『とある科学の一方通行』を視聴した感想・評価・レビューをネタバレありで紹介します。

ネタバレありとは言っても、楽しみを奪ってしまうようなネタバレは避けつつ紹介していきますので、まだ視聴したことのない方でも大丈夫です。

上記に当てはまる方は、ぜひご覧ください。

「良かった点」と「悪かった点」の2つ分けて感想を紹介していきます。

作品情報

『とある科学の一方通行』のあらすじ

画像引用元：アニメ『とある科学の一方通行』より

東京西部に位置する巨大な『学園都市』。

総人口230万人を数え、その約８割を学生が占めるこの都市では、超能力開発のための特殊なカリキュラムが実施され、学生たちの能力は『無能力レベル０』から『超能力レベル５』までの六段階で評価されていた。

そんな学園都市で、能力者たちの頂点に君臨する最強の能力者・アクセラレータ。 ７人しかいない『超能力者』の中でも、飛び抜けた能力を誇る第一位は、その力ゆえに殺伐とした日常を送っていた。

繰り返される常軌を逸した『実験』と、絶対的な力を求めた末に経験した敗北。

その先に待っていた、とある少女――ラストオーダーとの出会いによって、運命が大きく変わることになる。

引用元：アニメ『とある科学の一方通行』公式サイトより

あぽろん

アニメジャンルは「バトルアクション」「SF」です

原作

原作は鎌池和馬、山路新、はいむらきよたかによる漫画作品です。

『とある魔術の禁書目録』のスピンオフですね。

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『とある科学の一方通行』のここがイイ！

アニメ『とある科学の一方通行』を視聴して面白かったと感じたポイント、見どころについて紹介します。

一方通行の視点で描かれる物語

画像引用元：アニメ『とある科学の一方通行』より

アニメ『とある科学の一方通行』は、レベル5第1位・一方通行（アクセラレータ）を主人公とした禁書目録のスピンオフです。

当然、一方通行の活躍を中心に描かれているため「一方通行が大好き！」という方にオススメのアニメと言えるでしょう。

第1話での時系列は、一方通行が頭部に銃弾を受けて演算能力を失った直後。9月の上旬あたりのストーリーになります。

禁書目録や超電磁砲よりも内容が暗めのシナリオになっており、一方通行に合っていると思いましたね。

9月上旬から14日までの空白期間に、一方通行が何をしていたのか？

ここは見どころとして外せません！

最終信号にタジタジな一方通行

画像引用元：アニメ『とある科学の一方通行』より

一方通行といえば、ずっとそばにいる最終信号（ラストオーダー）との絡みですよね。

最終信号と出会って大して時間が経過していませんが、既に最終信号に振り回されています。

さすがはアクセラレータ（アクセロリータ）と言ったところでしょうか。

一方通行と最終信号の会話、トラブルが多いという意味では大きな見どころの1つですね。

屍食部隊vs一方通行

画像引用元：アニメ『とある科学の一方通行』より

物語中盤で一方通行は、暗部組織『屍食部隊（スカベンジャー）』と交戦します。

一方通行が戦う時点で勝敗は決していますが、圧倒的な力を持つ一方通行に対して屍食部隊がどんな反応をするのかは注目してほしいですね。

ちなみに、屍食部隊は『とある科学の超電磁砲T』にも登場します。

ハッキリ言って超電磁砲の方が出番が多いので、屍食部隊のキャラが気に入った方は『とある科学の超電磁砲T』も視聴してみてください。

エステルの葛藤

画像引用元：アニメ『とある科学の一方通行』より

『とある科学の一方通行』には、エステルという死霊術師の少女が登場します。

エステルが物語のキーマンとなっており、彼女の葛藤が細かく描写されています。

物語を通して一方通行とエステルは、最終信号とは別のベクトルで良い相方になれそうなキャラクターだと思いましたね。

エステルは魔術サイドの人間ですので、禁書目録でも少しでも出番があったらなぁ…と思うくらいには気に入ったキャラクターです。

アニメ『とある科学の一方通行』のここがダメ！

アニメ『とある科学の一方通行』を視聴して感じたマイナスポイントについて紹介します。

戦闘シーンが動かない

能力バトルアニメを見るなら戦闘シーンは大きな見どころになると思いますが、残念ながら戦闘シーンはあまり動きません。

作画が崩壊しているというわけではないのですが、全体的にスピード感や迫力がなく物足りないという感じですね。

とあるシリーズのアニメで並び替えると、

超電磁砲1期～3期>禁書目録1期〜2期>一方通行>禁書目録3期

上記くらいのクオリティだと思ってください。

あぽろん

超電磁砲と同じくらいのクオリティを望むのは贅沢だったのかな…

敵キャラクターに魅力がない

一方通行に敵対する組織『DA』が登場するのですが、武装は警備員（アンチスキル）より少し優れている程度でベクトル操作には敵いません。

敵キャラとしてはイマイチ魅力がありませんし面白味もないですね。

もちろん、DAが黒幕というわけではなくラスボスは他にいます。

ただそのボスも、敵キャラとして魅力がないのでなんだかなぁ…という感じです。

ここは個人の感じ方次第だとは思いますが、ラスボスとの戦闘シーンはあっさりしていますし、個人的には魅力を感じませんでした。

SEが安っぽい

アニメ『とある科学の一方通行』は、SEがかなり安っぽいです。

爆発だったり能力使用時のSEなど、全体的に迫力が感じられません。

一方通行がベクトル反射したときのSEも、禁書目録のときとは違うSEが使用されています。

あの「ギィィィン」という高い音が好きだったので地味に残念です。

『とある科学の一方通行』の感想まとめ

ストーリーは敵が小者すぎる以外は問題ないのですが、戦闘シーンに迫力がないのが痛いです。

キャラクターが静止しているときは綺麗なのですが、とにかく戦闘シーンが動かないんですよね。

すべてSEで誤魔化している感があって、言い方を選ばなければショボいです。

頼りのSEも『禁書目録』や『超電磁砲』から改悪されているので、残念と言わざるを得ません。

ただ、すべてが悪いというわけではなく、前述したストーリー構成については良い方です。

一方通行の空白期間のエピソードがしっかり描かれているので、とあるシリーズが好きな人であれば視聴する価値はあるでしょう。

総合評価：

アニメ『とある科学の一方通行』の総合評価は「」です。

ストーリーはそこそこ面白いと思いますが、作画やSEに迫力がなく戦闘シーンで盛り上がることはありませんでした。

とはいえ、一方通行がメインシナリオに関わるというのは大きな見どころになると思いますので、とあるシリーズが好きな方にはオススメの作品です。

制作会社は超電磁砲と同じ「J.C.STAFF」さんなのに、ここまでクオリティに差があるのはなぜなんですかね？

もし第2期制作が決定したら、作画とSEが改善されていることを願います。

このアニメがおすすめな人は以下のとおり！

本作が気になる方は、ぜひ視聴してみてください。

関連作品

同じく『とある魔術の禁書目録』のスピンオフ作品です。