当記事では、アニメ『アキバ冥土戦争』を視聴した感想・評価・レビューをネタバレありで紹介します。
ネタバレありとは言っても、楽しみを奪ってしまうようなネタバレは避けつつ紹介していきますので、まだ視聴したことのない方でも大丈夫です。
- アニメ『アキバ冥土戦争』が気になってるけど面白い?
- 『アキバ冥土戦争』はどんなアニメ?
- 見たことがあるけど、どんな内容だっけ?
上記に当てはまる方は、ぜひご覧ください。
作品情報
『アキバ冥土戦争』のあらすじ
1999年 春 かわいいメイドに憧れて、ひとりの少女が秋葉原にやってくる。世紀末の“アキバ”は、多種多様なメイドさんでいっぱいいっぱい。メイドカフェ「とんとことん」通称『ブタ小屋』は、今日もブヒブヒ営業中!
一緒に入店した新人メイドは破天荒さんで、ドッタンバッタン大慌て。推しメイドや調教師、秋葉外生命体も現れて、赤バットはフルスイング!
これは、全てのご主人さまとお嬢さまに贈る、渾身のメイドお仕事奮闘記。「みなさまのお帰りをお待ちしてますブー」
アニメ『アキバ冥土戦争』のここがイイ!
アニメ『アキバ冥土戦争』を視聴して面白かったと感じたポイント、見どころについて紹介します。
面白いポイント・見どころ
- メイド=ヤクザと認識されている世界
- 展開の読めないストーリー
- 切れ味のあるギャグ
- アキバ冥土戦争らしい最終話
メイド=ヤクザと認識されている世界
画像引用元:アニメ『アキバ冥土戦争』より
本作の世界観はかなり独特で、アキバ冥土戦争に登場するメイド=現実世界のヤクザと同じように認識されています。
メイドカフェにいるメイドは他のメイドカフェと日々抗争を繰り広げており、1話に1人は必ず死人が出ます。
メイドによる抗争があっても、一般人は「物騒だな」くらいにしか思いません。
そんな中、何も知らない主人公・和平なごみはメイドになるために上京し、ヤクザさながらの抗争に巻き込まれていく…というのが本作のあらすじてす。
萌え萌えなメイドを正反対のヤクザのような存在に置き換えるというのは、非常に新鮮で良かったですね。
展開の読めないストーリー
画像引用元:アニメ『アキバ冥土戦争』より
このアニメはマジで先の展開が読めません。
第1話から最終話までギャグメインで物語が進行していきますが、テンプレのテの字を感じさせない驚きの展開ばかりです。
そのせいか、視聴した人からは「令和のボーボボ」「令和のカブトボーグ」と言われていましたからね…。
1話のインパクトが凄くて注目されるアニメはよくありますが、だいたい話が進むにつれて失速していきます。
ただ、このアニメに関しては1話で見せたインパクトのある展開が最終話までずっと続いていき、芯の通ったストーリーが展開されていくのが素晴しかったです。
毎回どんな展開になるのか読めないので、飽きることなく視聴できました。
切れ味のあるギャグ
画像引用元:アニメ『アキバ冥土戦争』より
本作はコメディアニメなのでギャグシーンが多いのですが、スピード感と切れ味のあるギャグが展開されます。
こればかりは実際に見てもらわないと伝わらないと思うのですが、ギャグの勢いだけで例えるなら「ゾンビランドサガ」の雰囲気がもっとも近いですね。
ゾンビランドサガと異なる点を挙げるとすれば、ギャグに狂気を感じるところですかね。
絶対に番人受けするアニメではありませんが、久々に良いコメディアニメが出たなと思いました。
アキバ冥土戦争らしい最終話
画像引用元:アニメ『アキバ冥土戦争』より
このアニメの最終話は、まさに「衝撃のラスト」と呼ぶに相応しい締め括り方をします。
はっきり言って、絶対に賛否の分かれる最終話でしたし、視聴者の中には「え、これで終わり?」と酷評する人もいると思います。
ただ、個人的には勢いと狂気で突き進んできたアキバ冥土戦争らしいラストだったと思いましたね。
もちろんスッキリはしないのですが、視聴者に考察の余地をしっかり残していて、12話でここまで走り抜けた点は評価したいです。
アニメ『アキバ冥土戦争』の感想まとめ
アキバ冥土戦争を一言で表すなら「令和が生み出した怪作」です。
久々にアニメ作品で衝撃を受けました。
今は異世界転生したり、チートスキルを持っていたりするテンプレアニメが量産されていますが、それらとは一味違った面白さがあります。
テンプレが悪いというわけではありません。ただ、アキバ冥土戦争のような尖ったアニメがもう少し増えてもいいのになぁ…と思いました。
好き嫌いは分かれると思いますが、ぜひ見てほしい作品です。
総合評価
アニメ『アキバ冥土戦争』の総合評価は「」です。
このアニメがおすすめな人は以下のとおり!
- 面白いコメディアニメを探している
- 他のアニメとは一味違ったインパクトが欲しい
- 予想できないストーリー展開を楽しみたい
本作が気になる方はぜひ視聴してみてください。